優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:浅田真央

秋高し
浅田真央のアイスショー『BEYOND』兵庫公演に行ってきました。素晴らしかったです。競技引退後から3年間に渡っておこなった『サンクスツアー』も凄いと思いました。しかし、今回はその上を行っています。

『サンクスツアー』の特徴であった90分間ノンストップで演目が続いていくこと、シングル、ペア、グループでの滑走が組み合わされてダイナミックな構成になっていることを継続しつつ、それが一段進化しています。

通常のアイスショーというと、個人かペアのプログラムを持ち寄って見せてくれるエキシビションです。ショーの名前は違ってもどれも似たり寄ったりの構成です。『サンクスツアー』を初めて見たときに「こんな方法を考えるとは」と驚きました。それがさらに洗練されショーとしての全体の完成度があがっています。
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秋の夜
テレビを持っていません。ふだんそれで困ることはないですが、この週末、24時間テレビをちょっと見たいなと思いました。浅田真央さんが嵐とともにパーソナリティーをつとめ、番組のラスト近くで立川ろう学校の生徒たちとともにタップダンスを披露すると聞いていたからです。

日曜日の朝、YouTubeでライブを流しているときき、そこからネット中継を楽しみました。ちらっと見るつもりで見始めたら、ひとつひとつのエピソードが感動的で、思わず一日動画づけになってしまいました。

タップダンスは、素晴らしいパフォーマンスでした。耳の不自由な子どもたちだとはとても思えません。子どもたちがリズムをとって、あわせていくのが難しいことは想像できます。あそこまで完璧に仕上げた努力と工夫。ご家族のみなさんが感無量で見つめておられました。

演技の冒頭、音響トラブルがあり、その瞬間に真央さんがぱっと動きを止め、笑顔で子どもたちに「大丈夫、笑顔でね」というようにジェスチャーで指示を出していました。この部分だけでも、彼女の凄さがわかりました。o1920108014551588917




イチロー選手が引退しました。野球を知っている人なら、誰もがそれぞれの思いで引退報道を受け止めたと思います。どこまでも目標を見据えて長い現役生活を送り、数々の素晴らしい記録を打ち立てました。

引退会見で「記録は小さなこと」といい、ファンの応援に感謝していました。そして子どもたちに贈りたい言葉として、「何か夢中になれることを見つけて、目標を持って生きて欲しい」と。

桜の季節の引退、そして、ファンへの感謝の言葉、子どもたちに贈る言葉、2年前の春に引退した彼女と重なる部分があります。
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昨日は二十四節気の白露でした。秋は仲秋に入っています。急に涼しくなりました。浅田真央サンクスツアーの9月7日18時公演を見るために、金・土と一泊二日で出かけていました。金曜の朝、目が覚めたときは土砂降りで、うわーと思いましたが、出かける頃には雨がやみ、結局一度も傘を開くことはありませんでした。

会場のある埼玉県上尾市を訪れたのは初めてです。チケット入手が困難なツアーなため、購入できたときは久々に舞い上がりました。公演内容はその想像を上回る素晴らしさ。こんな内容のアイスショー、世界中の誰もできないだろうと思いました。
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