優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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満月
昨夜は満月でした。今年いちばん月が地球に近づく満月なので、スーパームーンと呼ばれています。日中も曇っていましたから月を見るのは難しいだろうと思っていました。しかし、ほんのわずかな時間、見ることができました。

月は秋の季語です。旧暦が月の運行を基礎とする太陽太陰暦であるため、江戸時代まで月は今よりずっと人の生活に密着していました。多くの詩歌に月は詠まれ、名月を待つ一夜一夜の月にそれぞれ固有の名称がつき、季語になっています。
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熱帯夜
昨夜は水無月の満月でした。水無月は旧暦の6月の異称です。現在は太陽暦を使っていますが、旧暦とは太陰太陽暦で、日本では明治6年(1873)まで使われていました。月が新月になる日をその月の始まりとします。

月齢を示したカレンダーでは今日、8月2日が満月になっています。不思議に思って調べてみると、午前0時を基点とした月齢を基準にしているからでした。つまり、8月2日の午前0時を過ぎた時点で満月に最も近いことを示しています。夜は日付をまたぎます。

昨夜は非常に暑く寝苦しい夜でした。午後9時ごろ東の山を見ると、月が昇ってきたところでした。月は中秋の頃に比べるとかなり南寄りに昇ってきます。
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師走
昨夜は今年最後の満月でした。12月の満月はコールドムーンと呼ばれるそうです。昨夜の姫路は晴れて満月がきれいに見えました。Nikon COOLPIX B500で初めて満月を撮影してみました。手持ちですが、くっきりと撮影できています。最近のデジカメの性能の素晴らしさを改めて知りました。DSCN1044



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