優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:燕の子

燕の子
気が付けば、アパートの見える範囲の壁にコシアカツバメが三つ目の巣をかけようとしています。階段ホールの巣はほぼ完成しています。これまでこれほど多くのコシアカツバメが巣を作ったことはありませんでした。

双眼鏡で見ると、5月ごろから巣を作っていた所ではすでにヒナが育ち、トックリ型の巣から代わる代わる顔を出しています。そろそろ巣立ちかと思えるほど大きくなっていて、胸から腹にかけての縦班もはっきりしています。
IMG_7542


燕の子
自宅があるアパートの階段の天井と壁を利用し、四月末ごろからコシアカツバメが巣を作っていました。ここ数日さかんに鳴き声が聞こえていたので、ヒナが孵化したのかなと思っていました。

コシアカツバメの巣は壺を半分に切ったような形をしているため、中の様子をうかがい知れません。ツバメは人間が側にいても構わず巣に出入りしますが、コシアカツバメは人の姿があると近寄りません。

偶然、見上げた時に巣の狭い口の部分で何かが動いたように見えました。よく見ると、ヒナが2羽顔をのぞかせてピイピイと鳴いています。恐らくもっと生まれていて、残りは奥に隠れているのでしょう。
IMG_5976

このページのトップヘ