優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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燕去る
秋彼岸を境にコシアカツバメは南へ渡りました。大集団が消えた後もちらほらと残っていましたが、それらも9月中には完全に姿を消しました。一気に渡るというよりもいくつかグループを形成して渡るようです。ツバメはもう少し早く渡っているはずです。

部屋のすぐそばの壁に巣を作ってヒナを育てたつがいは今頃どこを飛んでいるのだろう、と思います。育った若鳥たちもどこかを飛んでいるでしょう。もう越冬地に着いたでしょうか。
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燕去る
どうやらおおかたのコシアカツバメは南へ渡ったようです。先日の台風14号崩れの低気圧からの強い風に乗って南へ去ったと思われます。朝夕電線に並んで止まっていた姿を見なくなりました。朝夕集団で飛び回っていたのは渡りに備えての行動です。

間もなく北から冬鳥がやってきます。それ以外にも留鳥であるモズが冬場の縄張り宣言をする「モズの高鳴き」が聞こえるようになりました。彼岸を境に季節が大きく動いたのを感じられます。
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