優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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冬霞
赤星山の頂からは北側の海に面した展望が開けています。この眺めは独特です。展望のよい山というのはよくあり、それ自体はそれほど珍しいことではありません。ここの特徴は海岸から6km程度のところに標高1,453mの山頂があるということです。

急激に立ち上がった山から燧灘を望む感覚は、他の山では味わえないもので、滝と急斜面と山頂の眺めのコントラストは赤星山ならではの魅力です。見通しがよければ瀬戸大橋やしまなみ海道も望めるようですが、この日はお天気がよすぎて霞がかかっていました。P_20181125_123549
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小春
瀬戸大橋を渡りきると御椀を伏せたような美しい山に迎えられます。讃岐富士と呼ばれる飯野山です。この山の麓の坂出JCTで、大きくカーブする高松自動車道の西行きに入っていきます。川之江JCTで徳島、高知へ向かう車と別れ松山自動車道に入りました。

ところどころ海岸線に沿って走るところもあり、穏やかな海とそこにいくつも連なる瀬戸内海の島々、さらに対岸の広島県の山々までよく見えました。佐田岬に行った後、友人の家がある新居浜に戻る必要があるため先を急ぎ、途中伊予灘SAで少し休憩しただけで、ただひたすら走りました。
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