優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:牧野自然公園

万両
午後からは少し雲が出てきました。冬にはよくある空模様です。午前中は快晴で、昼過ぎから寒気の影響で曇り、その後は早い夕暮れになります。

キャンプ場のゲートを開けて駐車場へ出るとマンリョウが目に入りました。登っていく時は全く気付きませんでした。この時期の赤い実の代表です。
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枯山
お昼は焼山の頂でコンパクトストーブでラーメンを作ってみんなで食べました。持ち寄った葉物野菜やシャウェッセン、卵などを入れると、ごちそうになります。家で袋麺を食べたいとは思いませんが、こういうところで食べると実に美味しい。
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枯田
焼山への登山道を登り始めるとすぐに視界が開け、振り返ると市川の西岸に広がる姫路市香寺町一帯が見渡せました。向かいの山の中腹には旭国際ゴルフ倶楽部が見えます。

このあたりの田園地帯は市川が形作った河岸段丘に広がっています。牧野自然公園は川の東側にあります。よく晴れて風はなく、低山歩きには絶好のコンディションです。山にもまだ紅葉が残っています。
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冬の紅葉
キャンプ場に来ているキャンパーたちの装備を見て、かなりお金がかかっているなあと感じました。テント、タープ、調理器具、椅子その他モロモロです。私自身アウトドアが好きで一人でテントを背負ってキャンプしていた時期がありました。

アウトドア関連の道具をそろえ、部屋いっぱいにしていたこともあったのですが、ある日、「メーカーのマーケティングに乗せられている」と気づいてやめました。道具類は毎年新しいものが出てどんどん欲しくなります。自然を楽しむのに大層な道具は不要です。
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大雪
昨日は二十四節気の大雪でしたが、瀬戸内式気候の姫路では雪など全く無縁です。この時期に雪が降るといえば北海道や東北、甲信越の標高の高いところくらいでしょう。

紅葉はこのあたりでは暦の上で冬に入ってから本格化します。日本列島は南北に長く、季語の感覚と実態がずれる場合も珍しくありません。
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冬紅葉
牧野キャンプ場はグーグルマップでの評価が4.3。かなりいい評価ではないでしょうか。キャンプサイトは広々としています。キャンパーたちは思い思いにテントやタープを張り、その下に椅子を並べてゆったり寛いでいます。

焚火と紅葉を眺めつつ料理をしテントの中で眠るのは、日常を離れてリフレッシュするのに最適でしょう。私たちはそれを横目に見つつ焼山を目指して自然公園の中を歩いて行きました。
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残る紅葉
昨日は二十四節気の大雪でした。冬は仲冬に入りました。快晴で朝は冷え込みを感じました。姫路市の牧野自然公園でハイキングを楽しんできました。麓には完全予約制の牧野オートキャンプ場があります。

駐車場のそばに大谷池があり対岸の光景寺山が池の面に姿を映しています。冬ですが、結構な数のキャンパーでにぎわっていました。虫や暑さ対策が大変な夏よりも今の時期の方がいいのかもしれません。
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