優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:疼痛緩和

宵闇
抗magニューロパチーでCIDPの患者会に入っています。疾病機序は異なりますが、症状が似ており、受診するのは脳神経内科で、特定疾患としてもCIDP関連疾患としてひとまとめにされています。

稀な疾患でありながら、同じ抗magニューロパチーの患者数人が顔をあわせても全員症状が違います。私は足趾の疼痛が強く、プレガバリン150mgとツートラム50mgを朝夕服用しています。薬だけに頼っていてはよくないと思い、瞑想を始めました。

これは効果がありました。疼痛が完全に治まることはありませんが、軽減するのに役立っています。朝晩10分程度から開始して、今は一回30分の瞑想をしています。作法にはこだわらず、椅子に座ってやっています。
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法師蝉
蝉と虫のシーズンが交差しながらしだい移り変わっています。瞑想にはYouTubeの動画を使っています。音声が入らない鐘、りん、クリスタルボウルなどの単純な音のみのものがいいです。10分、20分、30分など適宜使い分けています。

床に足を組んで座るのが一般的ですが、私は両足の指に疼痛があり、足の感覚が鈍いため椅子に座っておこなっています。それでも十分です。要は呼吸に集中して思考に引きずられないようにすればいい。

いろいろなことが浮かんできますが、それはそれとして、空に漂う雲をちらっと見るように、流していきます。あるいは漂わせておく。それが大事だとわかりました。足が自己主張しますが、それもそれとして漂わせておきます。
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鈴虫
昨夜は夜遅くから雲が出て朝にかけて雨が降ったようです。午後9時ごろにはまだきれいな月が見えました。朝は雨滴が残っていました。疼痛緩和のため、最近瞑想をしており効果を感じています。

瞑想をしてみようと思いついたのは電子ピアノで「バッハのインヴェンション」を弾いているときに疼痛を忘れられると気が付いたことでした。何か集中するものがあれば疼痛へ向いていた意識がそちらに向かいます。

ピアノ演奏では、丁度良い難しさの曲が必要ですが、瞑想の場合は呼吸に集中します。いろいろ浮かんでくるものの、それをちょいと棚上げにすることを覚えました。耳が鋭敏になるのか、窓の外で鳴いているスズムシの声に気づきました。
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