優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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水温む
池の畔の松の影で一羽の白鷺がじっとしていました。身体の大きさなどからチュウサギかと思うのですが、はっきりわかりません。足まで見えて足が黄色ければコサギです。何か獲物を狙っていたのでしょう。首をすくめて立っていましたが、時おり首を伸ばすこともありました。真っ白な羽毛が美しく、松との取り合わせが絵になります。IMG_1291
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しぐれ
飛鳥川は大和川水系の一級河川。奈良盆地南部を流れ、飛鳥地方の寺社や遺跡の間を縫いながら橿原市を貫流して大和川中流部に注ぎます。万葉集に数多く詠われ、藤原京に住んだ人々が親しんだ川です。

本薬師寺跡から東に進んで飛鳥川のほとりに出、川に沿って500mばかり歩いた後、川を渡ってさらに東に歩きました。川に白鷺がいました。白鷺はダイサギ、チュウサギ、コサギの三種類があり、この鳥は、ダイサギかチュウサギと思います。IMG_0777


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