優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:盛夏

盛夏
法華山一乗寺の開山は650年で中大兄皇子の全盛期、国宝三重塔の建立は1174年なので平清盛の全盛期です。歴史的建造物はその建築的価値もさることながら、その上を流れて行った時間の長さを偲ばせてくれるところが魅力です。

そして、それらを取り囲んでいる山々はもっとはるか昔、人類がまだこの世にいなかったころからあり、これからの長い時代もさらに存在し続けます。大地も動いているとはいえ、人間ひとりの時間的感覚とははるかに違うスパンです。
IMG_0792


盛夏
早朝、ひとりでヘッドフォンをつけてピアノを弾いているのが今の至福のひとときです。『マインドフルネスストレス低減法』などで知られるJ.カバットジンは、瞑想とクライミングの共通点について述べていました。

瞑想的な効果をもたらすのは、おこなう人間にとって適度な難しさを持つ活動だといいます。難しすぎても簡単すぎても意識の集中が続きません。今の私にとって「バッハ インヴェンション」は似た効果をもたらしてくれるのだと思います。

この演奏は私にとってほどよく困難であり、それをクリアできたときの満足感も十分にあるものです。音に集中して完全に疼痛を忘れている一瞬があります。
IMG_3832


盛夏
ランチは西二階町にある『和ノ食 奏』でいただきました。完全予約制の個室でゆっくり食事することができます。量も価格もちょうどよく、コストパフォーマンスがいいです。

母方の従姉妹は全員そろっても四人です。姫路には私たち姉妹が、神戸に他の従姉妹たちが住んでおり、姫路と神戸で交互に食事会できるというのも好都合です。友人とはまた少し異なる感覚で気楽な話ができます。
IMG_7546

このページのトップヘ