優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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睡蓮
登山口へ向かう途中に睡蓮の咲く池があり、池の中では錦鯉が泳いでいました。『播磨鑑』によれば、建武3年(1336)建武の乱で楠木正成(南朝)との戦いに破れた足利尊氏(北朝)は九州に逃れます。

これを追う新田義貞(南朝)が播磨に侵攻。対する白旗城の赤松円心に呼応して、赤松則祐は感状山城に立てこもり50日余りに渡って新田義貞軍を足止めします。後にその功績により、足利尊氏より感状が与えられ、これが山の名前になりました。
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睡蓮
地獄めぐりは別府観光の定番ですが、全部回るには時間がないのでまず国指定名勝の海地獄へ向かいました。地獄の中ではここが最も規模が大きいようです。温泉熱を利用してアマゾン原産の熱帯性睡蓮を栽培しています。

温室では巨大なオオオニバスが育てられているようで、こちらのマスコットキャラクターはその葉の上に乗った鬼です。通行証にもそれが使われています。
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睡蓮
先日行った西林寺の池でスイレンが咲いていました。蓮という字があるようにハスと似ていますが、ハスはハス科、スイレンはスイレン科で違う科です。簡単な見分け方は、ハスは花も葉も水面から立ち上がる一方、スイレンはどちらも水面に張り付いていることです。
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