優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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秋の夕
慌ただしく検査が続いた昨日、最後はこれも急遽決まった心エコー検査でした。心エコー検査とは超音波をあてて心臓の大きさ、動き、弁の状態などを見る検査です。

検査を受けながら、自分の心臓が動く様子を画面で見られます。休むことなくずっと働いているんだなあ、と不思議な気がしました。それは心臓だけではないですが。

臓器の中で人間の意思で動くのは手足の筋肉などごく一部に過ぎません。それ以外は自律神経によって調節され、臓器の持ち主が何をしていようが勝手に働いてくれます。
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秋の夕
カワウはカツオドリ目ウ科のほぼ全身が黒い鳥です。世界中に広く分布し日本では本州、四国、九州で留鳥として生息し、近年では北海道南部でも夏鳥として見られるようになっています。「川鵜」は季語としては夏のものです。

河川の下流部、内湾、湖沼などに集団でねぐらを持ち、昼間は各地の餌場に出かけて行きます。昨夕は快晴で、カワウの群れがV字の編隊を組んで次々とねぐらに戻って行く様子が見えました。遠くからでもこのV字編隊が見えたら、カワウだとわかります。

カラスのねぐらが近くにありますが、ねぐらから出る時間はカラスよりも遅く、戻る時間はカラスより早いです。カラスは明るくなり始めると行動し、暗くなり始めるころに戻りますが、カワウは日の出から時間がたってから飛び始め、日没前には戻っています。
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秋の夕
帯広空港は小さな地方空港でしたが、新千歳空港は北海道の中心空港でにぎやかです。チェックインを済ませた後、待合場所で白老牛のお弁当を買って食べました。白老牛は北海道のブランド黒毛和牛です。
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