優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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秋分
平日の病院の廊下はいつも看護師、補助員、清掃員、医師、作業療法士、理学療法士、患者など多くの人々でにぎやかです。病院スタッフたちの足取りは素早く、きびきびと仕事をこなしています。

土日にも生活を支える補助員、清掃員たちの姿は変わらず見られますが、それ以外の医療関係職の姿は減ります。廊下を歩いていると、誰の姿も消えて長い廊下を挟んだ向かいの病棟の奥まで一直線に見渡せる瞬間がありました。

近大病院は泉北高速鉄道の泉ヶ丘駅近くに新しい病院棟を建設中です。本来ならすでに稼働していたそうですが、コロナ禍で大幅に建設が遅れたとか。
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秋分
秋分の夕食はお寿司でした。栄養部からのメッセージもついていました。「昼と夜の長さが入れ替わる日であり、お彼岸(彼岸は仏教用語です)にお墓参りをする日でもあります」といった意味のメッセージが書かれ、秋の七草の記述もありました。

20代前半の夜勤看護師に、ステロイド点滴について「お彼岸の中日をはさんで三日なんです」と言ったら、「お彼岸って何ですか?」と言われてびっくりしました。「秋分の日のことです。お墓参りしたことないですか?」とたずねると「いいえ」とのこと。

臨床の看護師は「死ぬこと」を身近に感じる職業だと思うんですが…。死ぬことと墓参りが近いものではなくなっているのかもしれません。自分も墓じまいを済ませていますが、石碑を建てて盆や彼岸にそこへお参りするという風習は急激に変化しようとしています。
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秋分
秋分の朝は雨で明けましたが雨は朝方だけで午後には晴れてきました。ステロイドパルス療法2日目です。特に大きな副作用は感じませんが、やや眠りが浅くなるようです。今朝は午前2時ごろに目が覚め、それからずっとうとうと状態でした。

歩けるようになったので、病棟の中をせっせと歩いています。とはいえ、同じところをぐるぐる周っているとまるで不審人物のようですし、こちらも飽きてきます。

病室の自分のベッドに戻り軽くストレッチをやりました。立位体前屈をすると腓腹神経を切除したところにびびっと痛みが走りました。ベッドの上で座位体前屈をしても痛みません。これは体重がかかるからなのでしょう。ゆっくり様子を見ながらやっていきます。
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秋分
明日は秋分です。今日からステロイドパルス療法が始まりました。1gのステロイドを3日間連続で点滴します。これを1クールとし、今回は1クールのみおこないます。特に変わったこともなく1本目は終了しました。

足首の傷が癒えて自由に歩き回れるようになりましたが、右腕の前腕部に点滴用のチューブが装着されています。ステロイドの点滴が何らかの効果をあげてくれるのか、それによって今後の治療方針も変わってきそうです。
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秋分
YouTubeでは音楽を聴いたりレシピを参考にするほか、ヨガの動画をお手本に毎日ヨガをやっています。CIDPと診断されるまでは定期的にテニスをし、山に登っていました。今は走り回るのが難しいので、外ではハイキング程度、室内でヨガをやります。
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