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水底にも都はありや秋寂し
◆秋寂し
「落下した地球儀」から細い路地の坂道を登っていくと、「安徳天皇行在所伝説地」に着きます。安徳天皇は平清盛の娘である徳子と高倉天皇の間に生まれ、三歳で即位。源平の戦いにより都落ちし、一ノ谷に内裏があったと伝えられています。
その後、幼帝は平氏滅亡時に清盛の妻の二位尼に抱かれ入水します。「私をどこへ連れていこうとするのか」という帝の問いかけに、二位尼は「波の下にも都はございます」と答え、壇ノ浦の急流に帝を抱いて身を投じたと『平家物語』は語っています。満六歳でした。
このあたりも阪神淡路大震災のときには大きな被害がありましたが、これらの石碑や安徳天皇を祀る安徳宮など、今も地元自治会の方々によって丁寧に維持管理されているのが見て取れました。
「落下した地球儀」から細い路地の坂道を登っていくと、「安徳天皇行在所伝説地」に着きます。安徳天皇は平清盛の娘である徳子と高倉天皇の間に生まれ、三歳で即位。源平の戦いにより都落ちし、一ノ谷に内裏があったと伝えられています。
その後、幼帝は平氏滅亡時に清盛の妻の二位尼に抱かれ入水します。「私をどこへ連れていこうとするのか」という帝の問いかけに、二位尼は「波の下にも都はございます」と答え、壇ノ浦の急流に帝を抱いて身を投じたと『平家物語』は語っています。満六歳でした。
このあたりも阪神淡路大震災のときには大きな被害がありましたが、これらの石碑や安徳天皇を祀る安徳宮など、今も地元自治会の方々によって丁寧に維持管理されているのが見て取れました。