秋浅し
石段を登り切って山門を入るとすぐ正面に国宝・朝光寺本堂があります。白雉2年(651)、法道仙人の開創とされ、裏の権現山山中に複数の平らに整地された場所があり、平安時代後期の軒瓦が採集されていて、ここが旧伽藍跡とみられています。

文治5年(1198)に現在地に移して再建されたとされ、現在の本堂は応永年間(1394〜1428)の建立です。室町時代初期の折衷様式で作られた寺院建築としては、日本で最大・最古級に位置づけられています。
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