優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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秋高し
夜明けが遅くなり目が覚めるのもそれにつれて遅くなってきました。人間の身体は最も身近な自然です。太陽の動きにあわせてすべての生き物の活動が決まっていると思えば、機械的な時計の刻む時間よりも太陽に従うのが自然です。

時計というのは社会が工業化し、労働者を工場で一斉に働かせるために作られました。大多数が第一次産業に従事していた頃は分単位の時間など無用でした。「ストレスが〜」と言いますが、この不自然な時間の拘束がその一因でしょう。

早朝はまだ暗いので散歩にはだんだん不向きになってきました。その後は出勤時間ですから、それを避けて少し遅く歩きました。もう暑くはありません。住宅地の一画に古くからある邸宅があり、その庭に立派な松がありました。
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秋高し
昨日はとてもいいお天気でした。JRでは、明石駅を出てしばらくすると明石海峡大橋が見え始め、そこからは須磨海岸に沿って大阪湾を見渡すことができます。秋の日差しが海面に反射してきらきらときれいでした。

このあたりは在原業平が蟄居した所です。彼は村長の娘たちを松風、村雨と名付けて愛しました。須磨区には村雨町という地名が残っています。
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秋高し
カヌー体験の後は突堤で釣り体験です。細い竹の先端に釣りキットをセットし、針にオキアミをつけて海に垂らします。こんなちゃちなもので釣れるのだろうかと思いましたが、突堤の下をのぞき込むと小さな魚がいっぱい泳いでおり、入れ食い状態です。

釣りが全く初めてという子でもコツさえつかめばどんどん釣り上げ、面白かったようです。こちらは日差しが照りつける中それらを見守っているだけでした。いつの間にかイワシの群れが突堤のすぐそばまで来ていました。

昨日の地曳網体験のときに来てくれていたらよかったな、とセンタースタッフの言葉。数時間かかって浜辺の端から端まで魚を並べたという大漁もあったようです。
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秋高し
垂水から須磨にかけての海沿いは山陽電車、JR西日本、国道2号が並行して走っています。関西圏の交通の大動脈です。平地が少ないため歩道の幅はぎりぎり。そのうえジョギングをしている人の数が多く、ひっきりなしにジョガーに出会います。

神戸はほとんどが坂の町なので、海岸線以外には「平地」として走る場所がなく、ここに集中するのかもしれません。しかし、これだけ多いと歩いている人にとっては危険でもあります。前からも後ろからも走ってくるのですから。
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秋高し
JR姫路駅を北側に出ると、真っ直ぐ姫路城が見えます。この道路が大手前通りです。お城までは840m、幅員50mで、日本の道100選に選ばれています。姫路は昭和20年6月22日と7月3日に空襲を受け、市街地の大半が焼失しました。この道路は戦後、十分な幅のある道路をとの都市計画に基づいて作られたものです。
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秋高し
占冠村役場のすぐそばにある「道の駅自然体感しむかっぷ」でひと休みした後、道東自動車道に乗って新千歳空港に向かいました。よく晴れて快適なドライブでした。レンタカーはトヨタのヴィッツで、400km以上走りましたが、まだまだ余裕でガソリンがありました。空港近くのガソリンスタンドは「わ」や「れ」ナンバーのレンタカーばかりでした。
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秋高し
浅田真央のアイスショー『BEYOND』兵庫公演に行ってきました。素晴らしかったです。競技引退後から3年間に渡っておこなった『サンクスツアー』も凄いと思いました。しかし、今回はその上を行っています。

『サンクスツアー』の特徴であった90分間ノンストップで演目が続いていくこと、シングル、ペア、グループでの滑走が組み合わされてダイナミックな構成になっていることを継続しつつ、それが一段進化しています。

通常のアイスショーというと、個人かペアのプログラムを持ち寄って見せてくれるエキシビションです。ショーの名前は違ってもどれも似たり寄ったりの構成です。『サンクスツアー』を初めて見たときに「こんな方法を考えるとは」と驚きました。それがさらに洗練されショーとしての全体の完成度があがっています。
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秋高し
ケーブルカーを降りるとすぐそばに叡山ロープウェイの駅があります。その前に谷に向かってかわらけ投げをするところがありました。願い事を書いた素焼きの小皿を的を通して投げます。
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