優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:紫陽花

七変化
俳句の季語では紫陽花を七変化ともいいます。7月に入るとアジサイのシーズンは終盤です。YouTubeで田舎移住の話を見ました。今、自分が抗magニューロパチーという稀少難病になってみると、住むのはある程度の都会がいい、と思います。

こうした神経難病を専門とする医師がいる病院はほぼ都会にしかありません。東京、名古屋、大阪、福岡などの周辺に集中しています。公共交通機関を使いそこまですぐに行けるならまだいいですが、そうでなければ交通費、時間、労力が莫大になります。
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紫陽花
今朝は雨です。昨夜のうちから降り始め、今日は一日弱い雨になる予報です。平年なら梅雨入りから三週間ほどで、梅雨が本格化してきますが、今年はまだ雨が新鮮な感じです。瀬戸内海沿岸部で雨量は少な目です。
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紫陽花
昼食の後、安志加茂神社の「あじさいの里」へ行きました。鹿の食害で傷んでいた時もあったそうですが、周囲を鹿よけのネットに守られて咲いていました。

青い花が多く、酸性土壌なのでしょう。それほど規模は大きくないものの、参拝と同時に楽しむにはいいと思います。
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紫陽花
明日は雑節の入梅。梅雨の花といえばアジサイです。今朝は雨です。そろそろ梅雨入りかと思いますが、まだ九州南部しか梅雨入りしていません。

天気予報を見れば、今日、明日は雨でその後はまた晴れマークが並んでいます。この二日で近畿地方も梅雨入り宣言でしょうか。
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紫陽花
裏庭でこじんまりと咲いているアジサイを見つけました。各地の紫陽花園やお寺などの紫陽花の名所であふれるほどたっぷり咲いているのを見るのもいいですが、こういうちょぼっと咲いている姿も違う風情があっていいものです。
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紫陽花
朝に散歩しました。近所では田んぼが住宅地へと変っていっています。先日まで畑だったところにアパートが建ち、そこを抜けていくとその先にまとまった住宅の区画ができあがっていました。ちょっと寂しい気がしますが仕方ありません。

駅の近くの畑は駐車場になりましたし、アパート、住宅がどんどん建っています。田んぼや畑のままにしておくよりも、住宅地として売ってしまえば、後の世話がいりません。アパートは管理会社にまかせてしまえば、定期的な収入につながります。
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紫陽花
子どもの頃、姫路城の周囲は今のように整備が行き届いてはいませんでした。世界遺産に登録されたことが整備を進めるきっかけになったのかもしれない、と思います。法隆寺とともに日本で初めての登録でしたから、「世界遺産?それ何?」という雰囲気でした。

30年前といえば、バブル崩壊と阪神淡路大震災に挟まれた頃です。予算は恐らく厳しかったと思いますが、それでも、お城にふさわしい街並みにしなければ、と整備が進められていったのだと思います。
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青りんご
「りんごの木」の名前どおり、庭にはりんごの木があり、小さなりんごが生っていました。姫路周辺は温暖なので、りんごの木は滅多に見ません。りんごの花は大変美しいそうで、「りんごの花ほころび〜」で始まるロシア民謡『カチューシャ』を思い出します。

日本語でも親しまれていますが、YouTubeではロシア語のものを聴くことができ、やはり原語は素晴らしいと思いました。意味はわからなくてもその国の言葉の響きがその音楽に最もよくあっています。
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紫陽花
「りんごの木」の庭にはアジサイがいくつか植えられていました。都麻乃郷あじさい園でたっぷりとアジサイを見た後でしたが、こちらはこちらでまた新鮮な感覚でした。花というのはいくら見ても飽きないものです。
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紫陽花
あじさい園を出た後、奥にある西林寺本堂へお参りしました。西林寺の山号は栢谷山(かやたにさん)。真言宗で本尊は平安中期に作られた十一面観音菩薩(兵庫県指定文化財)、脇侍は不動明王と毘沙門天です。

江戸時代には1院13坊を持ち寺領25石1斗を所有して、一帯は西林寺村と呼ばれていました。いまでは春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉を楽しめる寺になっています。境内には県の天然記念物である樹齢200年以上の唐子つばきがあります。
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