優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:耳成山

真冬
耳成山の登山口から山口神社の鳥居をくぐり参道を進みます。本殿に参った後、反転して山頂に向かいました。この辺に道標はなくややわかりにくかったのですが、登った先に人影が見え、「山頂はこちらですか?」とたずねて登りました。

山頂の一画から西に二上山が見えました。ここから西に下るつもりが、行きと同じ道に戻ってしまい、そのまま下りました。後は帰路の大和八木駅を目指すだけです。IMG_0805
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枯田
藤原宮跡から醍醐池の西畔を通り、大和三山の最後である耳成山に向かいました。耳成山(139m)は最も低いものの、形は秀麗で盆地の中の独立峰としてよく目立ちます。JR桜井線、近鉄大阪線を越えて耳成池に達すると目の前が登山口でした。IMG_0790
大和三山を詠んだ歌は多く、歌枕として重要です。また近世の地誌、紀行文などでも広く紹介され万葉世界を代表する地名になっています。『万葉集』の中で耳成山だけを単独で詠んだ歌はなく、ほかの二山とともに詠まれました。IMG_0803


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