優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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兵庫県立歴史博物館を出た後は再びお城の内濠内を通り三の丸広場の桜を見て、その後二階町の「珈琲屋Wacca」へ行きました。入口はガラス張りながら、外から中はほとんど見えず、中に座ると外の景色が見られます。

内部空間はコンクリート打ちっぱなしになっています。メニューにティラミスを見つけ、懐かしくなって注文しました。どこかで使われていた板を再生した小さなお盆にコーヒーといっしょに載せられて出てきました。このお盆の雰囲気がまたいいです。
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姫路城迎賓館の前を抜けると入城口です。観光客が大勢チケットを買っています。3割がたは異なる人種の人で、東アジアの人も考え合わせると半数以上が外国人観光客と思われました。誰もが大天守を仰いで記念撮影をしています。
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千姫ぼたん園から西の丸に向かって歩いて行きました。桜と城の建物、石垣、漆喰の白壁、そこに穿たれた狭間、屋根瓦…。姫路城は徳川家康の娘婿である池田輝政が西国大名への備えとして大改築して作り上げた城です。

それゆえ、戦を想定していました。「白漆喰総塗籠造り」は現代で言えばコンクリート打ちっぱなしの倉庫みたいな作りです。戦で燃えないことを考えてこの造りにしたと言われています。無粋な造りが今では類まれな美しさの元になっています。

第二次世界大戦末期、姫路は2度空襲を受け市街地は焼け野原になりました。城が燃えなかったのは運よく焼夷弾の直撃を免れたことと、この燃えにくい造りが幸いしたと言われています。
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姫路城の内濠を和船で巡ることができます。これはコロナ前くらいから始まった比較的新しいものだと思います。いいお天気で花も満開で、水の上からのお花見はまた格別でしょう。観光客のみなさんはそろいの笠をかぶり船から手を振っています。
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姫路城で入場料が必要なのは天守閣に登るときだけで、敷地の大半は無料で散策できます。適度にベンチもあり、内濠を見下ろす場所に座って早目のお弁当にしました。筍おこわと春の五目おこわが入ったお弁当は美味しかったです。
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ヒヨドリが咲いている桜の木にやってきては蜜を吸っています。全長27-29cm、翼開長約40cmで全身が灰色っぽく頬に褐色の部分があります。蜜や果実が好物で晩秋から初冬は熟れた柿を啄んでいるのをよく見かけます。今は桜なんですね。
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昨夜から再び強い風交じりの雨になっており、桜の季節は完全に終わりです。この雨があがれば山々は芽吹く若葉の色に染まります。

疼痛には大きく分けて二種類があり、神経そのものが傷ついて起きる神経障害性疼痛に効く薬はあまりありません。リリカ(プレガバリンの商品名)やタリージェ(ミロガバリンの商品名)はこうした疼痛に効果があるとされる数少ないものです。

必要な感覚を残したまま痛みだけを取り去るというのは極めて難しいのだろうと思います。
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YouTubeではいろいろなお勧め動画があがってきます。ひとつ見ると関連動画がずらりと並びます。昨日は女性白バイ隊員の動画を見ました。愛媛県警の方で訓練中に大けがを負いながらも無事復帰し、訓練を終えて現場に出ていく姿を追ったものでした。

兵庫県で女性の白バイ隊員を見たことはまだありません。違反切符をもらいたくはありませんが、姿は見てみたいと感じました。ホンダの1300ccのバイクを軽やかに乗りこなす姿はかっこいいです。
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日笠山から下りて電車に乗る前に大塩天満宮に参拝しました。兵庫県の瀬戸内海沿岸部には天満宮がいくつもあり、日笠山の東側にも曽根天満宮があります。菅原道真が左遷され大宰府に赴くときにこのあたりに立ち寄ったのが神社の由縁です。

天満宮の周辺も境内も広々としていました。姫路市の沿岸部は秋祭りが盛んな地域です。祭りの時は屋台が出てこの辺りで練り合わせが行われるのでしょう。毛獅子を使う大塩天満宮の獅子舞は兵庫県の重要民俗文化財に指定されています。
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お弁当を食べ終わった後、山頂に向かいました。山頂の駐車場は車でいっぱいでした。といっても十数台がぎりぎり停められる程度の広さですから大した数ではありません。その近くに芝生広場があり、そこから東北方向を眺めていると新幹線が走ってきました。
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