優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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堤防上のソメイヨシノの並木は今は冬芽です。開花はまだ一か月半ほど先の話ですが、花の準備は整い、後は気温の上昇で休眠状態から覚めるのを待っています。

桜が咲くころにツバメも姿を見せます。ツバメは越冬地である東南アジアやオーストラリア北部を二月下旬から三月上旬には旅立つようです。あと、二週間ほどすれば北上が始まります。
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生き物は種によって見えている世界が異なります。花も人間が見る場合と昆虫が見る場合では全く異なる感覚でとらえられるとか。冬眠から出てきた蛇には桜が咲き始めた外の世界はどのように映っているのでしょうか。
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山裾に大きなヤマザクラが花を咲かせていました。見上げるとその上に半月がかかっています。この日は上弦。午後の空にお椀をふせたような白い半月が出ていました。真昼の月と桜の取り合わせもいいものです。
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兵庫県立歴史博物館を出た後は再びお城の内濠内を通り三の丸広場の桜を見て、その後二階町の「珈琲屋Wacca」へ行きました。入口はガラス張りながら、外から中はほとんど見えず、中に座ると外の景色が見られます。

内部空間はコンクリート打ちっぱなしになっています。メニューにティラミスを見つけ、懐かしくなって注文しました。どこかで使われていた板を再生した小さなお盆にコーヒーといっしょに載せられて出てきました。このお盆の雰囲気がまたいいです。
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姫路城迎賓館の前を抜けると入城口です。観光客が大勢チケットを買っています。3割がたは異なる人種の人で、東アジアの人も考え合わせると半数以上が外国人観光客と思われました。誰もが大天守を仰いで記念撮影をしています。
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千姫ぼたん園から西の丸に向かって歩いて行きました。桜と城の建物、石垣、漆喰の白壁、そこに穿たれた狭間、屋根瓦…。姫路城は徳川家康の娘婿である池田輝政が西国大名への備えとして大改築して作り上げた城です。

それゆえ、戦を想定していました。「白漆喰総塗籠造り」は現代で言えばコンクリート打ちっぱなしの倉庫みたいな作りです。戦で燃えないことを考えてこの造りにしたと言われています。無粋な造りが今では類まれな美しさの元になっています。

第二次世界大戦末期、姫路は2度空襲を受け市街地は焼け野原になりました。城が燃えなかったのは運よく焼夷弾の直撃を免れたことと、この燃えにくい造りが幸いしたと言われています。
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姫路城の内濠を和船で巡ることができます。これはコロナ前くらいから始まった比較的新しいものだと思います。いいお天気で花も満開で、水の上からのお花見はまた格別でしょう。観光客のみなさんはそろいの笠をかぶり船から手を振っています。
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姫路城で入場料が必要なのは天守閣に登るときだけで、敷地の大半は無料で散策できます。適度にベンチもあり、内濠を見下ろす場所に座って早目のお弁当にしました。筍おこわと春の五目おこわが入ったお弁当は美味しかったです。
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ヒヨドリが咲いている桜の木にやってきては蜜を吸っています。全長27-29cm、翼開長約40cmで全身が灰色っぽく頬に褐色の部分があります。蜜や果実が好物で晩秋から初冬は熟れた柿を啄んでいるのをよく見かけます。今は桜なんですね。
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昨夜から再び強い風交じりの雨になっており、桜の季節は完全に終わりです。この雨があがれば山々は芽吹く若葉の色に染まります。

疼痛には大きく分けて二種類があり、神経そのものが傷ついて起きる神経障害性疼痛に効く薬はあまりありません。リリカ(プレガバリンの商品名)やタリージェ(ミロガバリンの商品名)はこうした疼痛に効果があるとされる数少ないものです。

必要な感覚を残したまま痛みだけを取り去るというのは極めて難しいのだろうと思います。
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