優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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昨夜から再び強い風交じりの雨になっており、桜の季節は完全に終わりです。この雨があがれば山々は芽吹く若葉の色に染まります。

疼痛には大きく分けて二種類があり、神経そのものが傷ついて起きる神経障害性疼痛に効く薬はあまりありません。リリカ(プレガバリンの商品名)やタリージェ(ミロガバリンの商品名)はこうした疼痛に効果があるとされる数少ないものです。

必要な感覚を残したまま痛みだけを取り去るというのは極めて難しいのだろうと思います。
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YouTubeではいろいろなお勧め動画があがってきます。ひとつ見ると関連動画がずらりと並びます。昨日は女性白バイ隊員の動画を見ました。愛媛県警の方で訓練中に大けがを負いながらも無事復帰し、訓練を終えて現場に出ていく姿を追ったものでした。

兵庫県で女性の白バイ隊員を見たことはまだありません。違反切符をもらいたくはありませんが、姿は見てみたいと感じました。ホンダの1300ccのバイクを軽やかに乗りこなす姿はかっこいいです。
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日笠山から下りて電車に乗る前に大塩天満宮に参拝しました。兵庫県の瀬戸内海沿岸部には天満宮がいくつもあり、日笠山の東側にも曽根天満宮があります。菅原道真が左遷され大宰府に赴くときにこのあたりに立ち寄ったのが神社の由縁です。

天満宮の周辺も境内も広々としていました。姫路市の沿岸部は秋祭りが盛んな地域です。祭りの時は屋台が出てこの辺りで練り合わせが行われるのでしょう。毛獅子を使う大塩天満宮の獅子舞は兵庫県の重要民俗文化財に指定されています。
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お弁当を食べ終わった後、山頂に向かいました。山頂の駐車場は車でいっぱいでした。といっても十数台がぎりぎり停められる程度の広さですから大した数ではありません。その近くに芝生広場があり、そこから東北方向を眺めていると新幹線が走ってきました。
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今の時期はどこへ行っても桜が満開です。住宅地の一画にある小さな公園も例外ではありません。どこでもお花見ができます。ブランコを漕ぎながら桜を楽しむこともできます。こういう贅沢ができるのは日本列島に住んでいればこそですね。
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市川の土手を散歩していると、向こうから高校生くらいの少年と少女がやってきました。土手には桜並木があります。周囲は桜の色で満たされています。桃源郷という言葉がありますが、さしずめ「桜源郷」とでも言うのが日本にはふさわしい気がします。
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このあたりの市川の左岸には山が迫っています。明治維新直後、生野銀山と飾磨港をつなぐためここに石畳を敷いた道路が完成しました。「銀の馬車道」と呼ばれ、日本最初の高速産業道路になりました。

この道は現在のJR播但線が開通するまで主な産業道路として使用され、それらの遺構が日本遺産に登録されています。この橋の名前が「生野橋」であるのは、その歴史的経緯によるものです。
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御陵通りを渡り大仙公園に入りました。孫太夫山古墳、竜佐山古墳という陪塚が大仙古墳とは垂直にまるで飛鳥の方角を指すように並んでいます。バーベキュー広場で肉を焼く香りが漂っていました。

いこいの広場を歩いて行くと桜が何本も咲いています。ソメイヨシノとしては早すぎるので河津桜かと思いましたが、大漁桜という品種のようです。そのあたりでお弁当を広げている人たちの姿があり、私たちもそうすることにしました。
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桜がかたまって咲いている一帯にはそれぞれのグループが敷物を敷いたり簡易テントをたてたりしていました。私たちも敷物の上に座り、持ってきたお弁当を開きました。

食べ終わった後、敷物の上に横になり頭上を覆う桜の枝を見上げました。八分咲きほどの桜は一片の花びらもこぼさずに咲いていました。
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