タグ:菅原道真
楠大樹並ぶ大宰府麗かに
◆麗か
クスノキは本州中南部から四国、九州、沖縄にかけて分布しています。大宰府天満宮境内には見事なクスノキの巨樹がたくさんありました。常緑広葉樹なので、今頃の時期に新芽が出て古い葉と入れ替わります。
巨樹が並ぶ下に落葉を掃き集めてピラミッド型にしたものがありました。2010年にスタートした「くすかき」というアートプロジェクトです。大宰府天満宮に新しい行事として加えられていくのかもしれません。
クスノキは本州中南部から四国、九州、沖縄にかけて分布しています。大宰府天満宮境内には見事なクスノキの巨樹がたくさんありました。常緑広葉樹なので、今頃の時期に新芽が出て古い葉と入れ替わります。
巨樹が並ぶ下に落葉を掃き集めてピラミッド型にしたものがありました。2010年にスタートした「くすかき」というアートプロジェクトです。大宰府天満宮に新しい行事として加えられていくのかもしれません。
大宰府は道真の墓所春深し
◆春深し
大宰府天満宮は北野天満宮と並ぶ全国の天満宮の双璧です。北野天満宮は道真の生まれた所であり、大宰府天満宮は亡くなった所です。江戸時代以前は神仏習合の時代で神社とお寺が同じ場所で信仰されていることが珍しくありませんでした。
大宰府でも、神社が学問の神様として道真を祀り、寺院が道真の菩提を弔っていました。明治に入って、神社かお寺かの選択を迫られ、太宰府天満宮は神社になりました。そのため各所に寺院時代の名残が見られます。
境内には有名な飛梅伝説のもととなった飛梅があります。道真は梅を好み京都を後にするとき庭の梅に「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」と呼びかける歌を詠みました。梅は一夜にして大宰府に飛んだといわれています。
大宰府天満宮は北野天満宮と並ぶ全国の天満宮の双璧です。北野天満宮は道真の生まれた所であり、大宰府天満宮は亡くなった所です。江戸時代以前は神仏習合の時代で神社とお寺が同じ場所で信仰されていることが珍しくありませんでした。
大宰府でも、神社が学問の神様として道真を祀り、寺院が道真の菩提を弔っていました。明治に入って、神社かお寺かの選択を迫られ、太宰府天満宮は神社になりました。そのため各所に寺院時代の名残が見られます。
境内には有名な飛梅伝説のもととなった飛梅があります。道真は梅を好み京都を後にするとき庭の梅に「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」と呼びかける歌を詠みました。梅は一夜にして大宰府に飛んだといわれています。