優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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落葉
道の脇に落葉が降り積もるころになりました。雪のほとんど降らない姫路では、冬は晴れて日の光が眩しい季節です。年末になるとさすがに寒くなりますが、いまごろは立秋の頃よりはずっと過ごしやすいです。
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落葉
市川の土手沿いのソメイヨシノは早々と落葉を終え、枝だけになっています。ところどころカラスウリがぶら下がっているのが色彩のアクセントです。

日曜日は風もなく暖かで日中に散歩していると汗ばんでくるほどでした。早朝はすでに気温が下がっており、今はその寒暖差に慣れていく時期です。こうしてしだいに寒さが日中にも及ぶようになるころには、クリスマスが近いです。
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落葉
ハイドン(1732-1809)の音楽をYouTubeで聴いています。膨大な作品数であるためほんの端をかじっただけですが、ピアノソナタ集を聴いて、モーツァルト(1756-1791)と似ているなあと思いました。それは当然で、二人は同じ古典派で親交がありました。

ハイドンはモーツァルトの才能を高く評価し、モーツァルトはハイドンを深く尊敬していたそうです。ハイドンの生きた時代は啓蒙専制君主、フランス革命、ナポレオン登場など欧州が大変動していく時代でした。

少年時代、彼はウィーンの聖シュテファン大聖堂の聖歌隊に所属して歌い、当時20代のマリア・テレジアにお目見えしています。そして、ナポレオンがウィーンに侵攻する中で亡くなっているのです。年代別に歴史と照らし合わせて聴くのも面白いでしょう。
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落葉
岩崎宏美の10代のころの歌声、歌自身の世界観は好きです。私にとっての彼女の最高傑作は4thアルバム『ウイズ・ベスト・フレンズ』(当時18歳)です。このなかの『学生街の四季』は作詞の阿久悠も大変気に入っていたようです。

アルバム最後の『さよならそして自由へ』も好きです。いずれも切なさや悲しさを持ちながら爽やかな明るさがあり、彼女の若くまっすぐな声にぴったりです。しかし、これは次の5thアルバムから変わります。

大人っぽさを意識したのか、こうした明るさ、爽やかさが影を潜め、酒や煙草に象徴される世界が歌詞に登場してきます。10代時代の二大代表曲のひとつ『思秋期』も収録されていますが、私はこの歌がそれほど好きではありません。
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落葉
知人の絵画展が古民家喫茶で開かれるという案内をいただいていたので、出かけてきました。五月にもそこで個展があり、一度訪れています。住宅地の細い道の途中にあり、前回は駐車に苦労したので、今回は別のところに車を停め、少し歩きました。

途中に佐伯神社という小さいながら古い歴史のある神社があります。すぐそばを西国観音霊場の巡礼道が通っており、昔は大勢の巡礼者が行きかったところだと思います。

境内にその知人が描いた干支の絵馬が立てられているのが見えました。ユニークな戦う兎です。よく見ようと小さな境内に入ってみると猫がいました。飼い猫なのか、特に逃げようともしませんでした。
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落葉
ヤッホの森のある山域には多数の古墳があり、もっとも大きいものが亀岩だと思われます。それ以外にもすべてあわせて40以上の古墳が並んでいます。見晴らしの良い小山で、集落も海も見え、古墳を作ろうと思わせる条件に満ちていたのかもしれません。
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落葉
ハイキング仲間とたつの市揖保川町のヤッホの森に行ってきました。気温は低かったものの快晴で気持ちのいい森歩きが楽しめました。すぐ近くまで車で行き市立神部小学校の前に駐車させていただき、どんぐり広場から森へ入って行きました。

どんぐり広場にはアスレチックが設置されていました。平成年代に里山再生事業で整備されたようです。足元はコナラなどの落葉が散り敷き、瀬戸内海沿岸部の冬の森らしい明るさに満ちていました。
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落葉
色づいた広葉樹の葉が落葉の時期を迎えています。11月中は暖かく、12月に入って少し冬らしくなってきました。街を行く人達の服装も冬本番のものへと変化しています。
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落葉
最上山公園もみじ山では12日から27日までもみじ祭りが開かれています。老松酒造のあたりから警備員が出て交通整理を行っていました。この期間は臨時の駐車場が近くに設けられ一般車両は規制しているようです。
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落葉
葉を落としたばかりのイチョウのまわりには一面黄金色の落葉が敷き詰められています。イチョウの葉はしっかりした厚みがあり、風に飛ばされにくいようです。毎年これだけの葉を生産し、半年ばかり光合成に使用して、その後は冬の眠りに入ります。DSCN1058


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