優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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薄紅葉
三連休は暖かでした。20世紀には今頃に暖房器具を出していました。今はまだ薄手のシャツに薄手のパーカーをはおる程度です。山では紅葉が始まっています。

私が退院時に診断された抗mag抗体陽性ニューロパチーは難病に分類されます。CIDPグループのリーダーさんによれば、まだ診断が変わる可能性がありますよ、とのこと。100万人にひとり程度と症例が十分ではないからでしょう。

明後日が退院以来初めての外来受診で、検査説明を受けられると思います。最近、疼痛の感じが変化してきていて、起床時が最も足のこわばりと痛みが強いです。活動を始めてしまえばむしろ軽減してきますから不思議です。
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薄紅葉
須磨寺境内には敦盛の首塚があります。平敦盛(1169-1184)が一ノ谷合戦で熊谷直実に討たれたのは3月20日、旧暦では元暦元年2月7日にあたり、須磨寺では毎年旧暦2月7日に源平兵士の追悼法要をおこなっています。

熊谷直実はこの後、法然上人のもとで出家し蓮生と名乗り敦盛の菩提を弔いました。因みに胴塚は須磨浦公園内にあります。
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薄紅葉
平磯芝生広場から東に向かい平磯緑地を歩いていくと歌碑がありました。「命をし幸くよけむと石走る 垂水の水をむすびて飲みつ」(作者未詳) 垂水は現在でいえば滝のようなもので、かつて塩屋から垂水にかけての間に複数の滝があったそうです。

このあたりは六甲連山が海へ落ち込んでいくところで、山がぎりぎりまで海に迫っています。これほど開発が進んでいない万葉時代なら、海へ落ちる無数の滝があったというのも想像できます。「萬葉歌碑の道」として数基の歌碑が平磯緑地内にあります。
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