優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:虹

しぐれ
一年で最も日暮れが早い時期に入りつつあります。日中の時間が最も短いのは冬至ですが、日没が最も早いのは12月の第1週で、神戸の日没は16:48です。今日は16:50です。午後3時ごろになるともう夕暮れの気配が漂い始めます。

午前中は晴れていても午後からは寒気の影響で雲が出ることが多いのも今頃の特徴です。土曜日は朝と昼頃、一日に二度しぐれがありました。お昼のしぐれは強風も伴い、北東側の窓ガラス一面に雨滴がついていました。

その後、しばらくしてから散歩に出ると虹が出ていました。虹の裾の部分だけがようやく見える虹でしたが、それでも虹を見ると何かうれしい気持ちになりますね。
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しぐれ
昨日は一日講義のために出かけていました。日が短くなっており、講義を終えるとすでに光は夕方でした。「夕方」とか「明け方」というのは季節によってかなり異なります。今ごろは四時ごろともなれば夕方でしょう。

車で帰っていると北の空が暗く、雨が降りだしそうでした。走り出すとフロントガラスに雨滴がかかり始めました。ただ、これは通り過ぎる雨で、すぐにやみました。そして、そのあとすぐに虹がかかりました。

この前虹を見たのは、母が亡くなった9月6日の夕刻でした。まだ残暑が厳しかったころで、あれから2か月余り、木枯しの季節を迎えています。雨が降りだす前、公園の桜並木が風に吹かれていっせいに紅葉を散らしていました。
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新春
今日は夕方になってしぐれて強風が吹きました。その後は晴れて夕陽が顔を出し、虹を見ることができました。日没の時間がかなり遅くなってきています。寒に入り寒さは増す頃ですが、日脚は伸び、光に明るさが戻ってくるのを日ごと実感するのがこれからの時期です。
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