優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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裸木
佐伯神社には姫路市の保存樹である椋があります。その下に立って木を見上げると葉をすっかり落として枝と幹だけになった木の姿がよくわかります。
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裸木
勝海舟は旧暦文政6年1月30日(新暦では1823年3月12日)に江戸本所で生まれました。生誕地跡は両国墨田公園にあり、記念碑と業績を記した写真入りのプレートが大きく掲げられています。幕末の幕府側の人物としては最も有名な人でしょう。

西郷隆盛との江戸城無血開城の談判は彼の最大の業績といえます。そのおかげで江戸は戦火から守られ、明治期の発展を速やかに実現することができました。

記念碑の前には数本のソメイヨシノが植えられており、花の咲く時季には大勢の花見客の目を楽しませるのだろうと想像できます。
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裸木
落葉の早いソメイヨシノですが、珍しくまだ葉を残しているものがありました。落葉を終えた木を季語では裸木(はだかぎ)といいます。

バッハのインヴェンションを毎日練習しています。YouTubeでプロが演奏しているものを聴いてみると、人によってテンポがいろいろです。バッハの時代には楽譜に速度を指示することはありませんでした。演奏者の解釈にまかされていたようです。

「超ゆっくり」で弾いているレッスン動画もあります。こういうものを聴くと、楽曲の構造がよくわかります。どれが正しいというものはなく、速く弾ければいいというものでもないようです。解説動画もありますが、あくまでそれはその人の解釈です。
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裸木
兵庫県は冬になると日本海側と瀬戸内海側でくっきりと天候が違います。寒波がくると日本海側は大雪となり、瀬戸内海側は晴れます。シベリアから吹き出す寒気は、中国山地にぶつかり、含んでいた湿気を雪に変え、身軽になって山を越えます。

先週の日曜は冷え込みましたが、雪がちらりと舞っただけであとは晴れの日が続いています。日本海側はホワイトクリスマスだったようです。
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裸木
先日まで鮮やかに黄葉していたイチョウがすっかり葉を落とし、しぐれが近づく空の中に立っていました。今年は紅葉シーズンが遅く師走になってもまだ色づいた木々を楽しむことができます。それでも徐々に枝だけとなる木々が増えてきました。
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