優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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身に入む
母が亡くなりました。施設に入っていましたが、食事の飲み込みが悪くなり、点滴の入りも悪くなっているとの連絡があり入院を決めていました。昨朝、急激に容体が悪くなり入院は取りやめ施設で看取ることにしました。

明日から私が近大病院へ検査入院するため、その間だけでも持たせられればと決めた入院でしたが、その前に見送ることができました。一昨日はまだ手を握り返す力がありましたが、昨日はすでにそれもなく、しだいに呼吸が浅くなっていき穏やかな臨終でした。

姉と甥と三人で立ち会うことができました。2019年暮れに体調を崩して入院し、一人暮らしは無理だと判断して2020年2月から入所していました。その後三年半あまり、コロナ禍で面会もままならない中、施設のみなさまはとても良くしてくださり感謝しています。
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ロープウェイで下に降り須磨浦公園の緑地を東へ歩いていきました。このあたりは一ノ谷町という地名で、源平の一ノ谷の古戦場です。これを記念し戦の濱碑が立っています。

この少し手前に「落下した地球儀」があります。すぐ東にある「みどりの塔」の一部だったもので、塔をコの字型に取り囲む石塀があり、左右の塀に1.5mの柱が立ちそこに直径1.2m、重さ2.4tの石刻の地球儀が載っていました。

平成7年(1995)1月17日の阪神淡路大震災で西側の地球儀が柱から落下しました。これは震災のモニュメントとしてそのままの形で保存されています。
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