優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:都麻乃郷あじさい園

お多福紫陽花
オタフクアジサイは江戸時代から親しまれているガクアジサイの変種です。突然変異で花弁が丸く内側に巻き込んでお皿のようになったものを園芸品種としました。正式名称はウズアジサイです。

土壌の酸性度によって花の色が変わり、ピンクのものは「梅花」と呼ばれることもあったとか。確かにひとつひとつの花序を見ると梅の花に似ています。
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四葩
白いアジサイもありました。アナベルというこの品種は北アメリカ原産のアメリカノリノキの変種を品種化したものです。野生のものは装飾花が花序の周囲を取り巻くように咲きますが、イリノイ州で発見された変種は手毬状に装飾花をつけるものでした。

さまざまな色のアジサイが並ぶ中で、真っ白な花が新鮮な美しさを醸し出しています。純白の花はウェディングドレスにも通じるものがあり、ジューンブライドを連想します。
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額の花
最近よく目にする八重の装飾花を持つ「ダンスパーティー」というガクアジサイも咲いていました。この花は日本のガクアジサイとアメリカの園芸品種をかけあわせ、1994年頃に静岡県の加茂花菖蒲園で作出されました。

花序をとりまく装飾花がダンスパーティーで踊る女性のドレスを思わせます。花の色は土壌の酸性度によって異なり、アルカリであればピンクに、酸性であれば淡いブルーまたは淡い紫になります。
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四葩
アジサイといえば淡い水色かピンクが定番ですが、ここでは紫、白、赤などさまざまな色のものが楽しめます。アジサイの別名には七変化、四葩(よひら)などがあります。アジサイは日本原産の園芸植物で、ガクアジサイを品種改良し装飾花ばかりになったものです。
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七変化
「都麻乃郷あじさい園」の今年は6月11日(日)開園とのことでしたから、この日は開園初日でした。しっかり色づいているものもあれば、まだこれから色づいてくるものもありました。咲き始めの風情もいいものです。
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紫陽花
朝はけっこう降っていた雨が「Shima365」に入るころには小降りになり、「都麻乃郷あじさい園」に入るときは完全にあがっていました。雨上がりのしっとりとした空気の中、アジサイを楽しむことができました。
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あじさい
都麻(つま)とは「播磨国風土記」に記された古い里名で、西脇市中心部「津万」はそれに由来しています。そこにある西林寺は白雉2年(651)法道仙人開基と伝わる古刹です。昭和40年代、地元住民が境内に鬱蒼と茂る雑草や雑木を刈りアジサイの苗を植えました。

これが「都麻乃郷あじさい園」の始まりです。現在12,000屬涼罎3,000株のアジサイが咲く北播磨最大規模のあじさい園になっています。確かにリーフレットには「西脇市あじさい協会」とあり、これがボランティアで運営されているとは驚きです。
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