優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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銀杏落葉
大手前通りには「彫刻のあるまちづくり」として両側歩道に18体の彫刻が設置されています。かつては放置自転車が目立った場所でしたが、姫路城の平成の大修理、その後の駅周辺の整備事業が進んだ結果随分様相が変わっています。

歩道の道幅は広く、クスノキとイチョウの並木が続き、木製ベンチが各所に置かれ、歩くことを楽しむと同時に公園で寛ぐような雰囲気も味わえるようになっています。
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銀杏落葉
JR姫路駅の中央口を北に出れば目の前に姫路城が見えます。駅からまっすぐに城まで伸びている幅の広い道路が大手前通りです。昭和20年(1945)6月22日と7月3日の二度に渡って姫路は空襲を受けました。

7月3日の空襲では中心市街地に焼夷弾が降り注ぎました。姫路城もこのとき天守に焼夷弾を受けましたが、不発弾であったため焼失を免れています。名古屋城や広島城など戦災で焼失してしまった城が多いなか、よくぞ残ってくれたものと思います。
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銀杏落葉
展望台の足元を見ると、目の前で弥生時代の住居の復元作業が進められています。このようにしてひとつひとつ住居が復元されていったのでしょう。大中遺跡の全貌はまだ完全には明らかになっていないようです。
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銀杏落葉
イチョウは黄葉する代表的な樹です。街路樹にも数多く使われ、寺社には巨木が残っているところもよく見かけます。イチョウは世界最古の樹種で裸子植物です。落葉樹ですが広葉樹ではありません。中生代に全世界で最も栄え、新生代に入って以降は各地で絶滅し現在では「生きている化石」と言われています。
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