優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:鏡花水月

極月
姫路城では令和4年6月29日から照明入替工事が行われています。そのため、「鏡花水月」が終了した後、ライトアップは令和5年3月24日まで中断されます。これまでの照明は平成4年(1992)に設置されたもので、それがLED照明になります。この年末年始はライトアップの無い姫路城になりますが、新しく模様替えされるのを楽しみに待ちたいです。
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「鏡花水月」では三の丸広場に8台のタワーを設けそこから光を放出して空にオーロラの世界を演出し、地上には6万球のイルミネーションを設けて波紋や水を表現しています。それらが音楽に合わせて変化し、天守と現代アートのコンビネーションで楽しませてくれます。

水面に富士山が映り込む姿を「逆さ富士」と呼びます。この夜の三の丸広場には「逆さ城」が出現していました。
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冬の夜
お堀にかかる桜門橋を渡って大手門をくぐると「鏡花水月」のメイン会場である三の丸広場に入ります。正面にはライトアップされた連立大天守が聳えています。三の丸広場の中央に巨大な水盤を設置し、そこに城の姿を映し出すという趣向です。
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姫路城ライトアップ「鏡花水月」は12月2日から11日の17:30〜21:00まで、姫路城三の丸広場で開かれています。大手前交差点の信号を渡るとお堀に浮かべられたいくつものバルーンが見えてきました。

鏡花水月とは、鏡に映る花や水に映る月のように、目には見えるけれど、手に取ることができない、そんな儚い美しさや趣を表す言葉です。光で演出された冬ならではの姫路城の美しさを堪能しました。
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十二月
先日、姫路城ライトアップ「鏡花水月」へ行ってきました。JR姫路駅からみゆき通り商店街を歩いてお城に向かいました。通りには昔から屋根があります。そこがライトアップされていて驚きました。

みゆき通り商店街も随分店の様子が変わり、子どもの頃からあった店で残っているところはほとんどありません。時代の流れに耐えて生き残って行くというのはやはり大変なことなのだと思います。
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