優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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開戦日
昭和16年(1941)12月8日、日本軍がハワイ・オアフ島の真珠湾を攻撃し太平洋戦争が始まりました。それから敗戦の詔勅が流れた昭和20年(1945)8月15日まで、日本の最後の戦争の日々が続きました。

今、専門学校で公衆衛生の講義をしており、終戦以後の出生数の移り変わりについて話します。1947年から49年は第一次ベビーブームで年間270万人の子どもが生まれました。

『戦争を知らない子供たち』は彼らの歌でした。1970年の大阪万博で初めて歌われ、その後ジローズのシングル盤が71年に発売され累計30万枚を超えるヒットになりました。それから半世紀。日本国民のほぼ全員が「戦争を知らない」世代になっています。
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開戦日
昭和16年(1941)12月8日、日本は真珠湾を奇襲攻撃し太平洋戦争を開始しました。この日はもともと釈迦が苦難に耐えて悟りを開く臘八会、成道会の日です。開戦はそれにあやかろうとしたのですが、結果は悲惨でした。

81年前のこの日の様子を実際に記憶している人はもうわずかでしょう。「戦争を知らない子どもたち」と言われたベビーブーム世代すら後期高齢者の仲間入りです。しかしこの間、地球上から戦火が消えた日はありませんでした。
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開戦日
今日は太平洋戦争の開戦日です。1941年、日本は米英に宣戦布告しハワイの真珠湾を奇襲しました。この日はもともと釈迦が悟りを開く成道会の日で、それにあやかろうとしたものですが、4年後の悲惨な敗戦につながっていきます。

戦争を知らない子供たち」という歌があります。1970年に発表され、当時はベトナム戦争の真っ只中でした。作詞の北山修も作曲の杉田二郎も1946年生まれで、まさに戦争を知らない最初の世代でした。

実際に戦争に行った世代はすでにほとんど鬼籍に入っておられ、幼いときに戦争の記憶があるという人でも80代以上です。日本人のほとんどが戦争を知らない世代になっています。
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