優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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昼食は久しぶりにコンパクトストーブでラーメンを作り、持ち寄った野菜を入れて食べました。以前兵庫100山の全山登頂を目指していたころは、毎回こうやって山頂でラーメンを食べ、山を降りたら地元の立ち寄り温泉へ行っていたものです。

私は抗magニューロパチー(あのころはCIDPだと思われていました)になり、全山登頂は果たせないままになりました。今回の山でも登るのはやっとという感じでした。筋力はそれほど問題はないのですが、足底の感覚が鈍っている影響が大きいです。
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須磨離宮公園は月見山と呼ばれる丘陵にあり、須磨の海と淡路島さらに遠く友ヶ島まで望めます。もとは西本願寺の法主・大谷光瑞の別邸であったものを、明治40年(1907)に宮内庁が買収し武庫離宮として整備しました。

離宮御殿の大半は昭和20年(1945)の神戸空襲で焼失。その後、皇太子であった現在の明仁上皇の御成婚記念事業として庭園は復元整備され、昭和42年(1967)に神戸市立須磨離宮公園として開園しました。今も武庫離宮当時の建物の一部が残っている所があります。
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いさきではなく鯵の塩焼きを食べることになったとき、「鯵もとても美味しいですよ」と言われました。そのとおりに、鯵は大きくて身がたっぷりあり食べ応えがありました。玄米ご飯に自家製の浅漬け、出汁巻き卵など他のメニューも美味しかったです。
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吉野神宮の社殿は北向きに建てられています。社殿は東か南を向いているのが一般的です。あえて北向きなのは、京へ戻ることを切望しつつ吉野で亡くなった後醍醐天皇の心情を慮ってのことです。昭和7年(1932)の改築で、本殿、拝殿などは総檜造り、近代神社建築の代表作と言われています。
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吉野神宮の境内は広々としています。狛犬は神社によってそれぞれ微妙に異なっているものですが、参拝者の方を向くかお互いに向かい合っているものが多いです。しかし、ここの狛犬は頭をあげて遠吠えをしているように見えました。
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朝食は8時にお願いしていたので、それまでに朝風呂に行きました。こちらのお風呂は「吉野の湯」という日帰り入浴施設としても利用されています。日帰り入浴客と宿泊客とでは、利用時間が真逆になり、施設を有効に使える方法です。
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朝6時30分から蔵王堂で朝の勤行がおこなわれるというので、参加させていただきました。雨は夜の間にあがり風もおさまって蔵王堂の扉は開け放たれていました。

修験道は白鳳年間(七世紀後半)に役行者によって始められた日本独自の宗教で、金峯山寺はその総本山です。紀伊山地の山に分け入って修行し、自然を敬い、神仏を敬うという日本の宗教の原点の姿が残っています。
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夕食までにまずお風呂に入りました。内風呂には吉野の木材が使われており、露天風呂からは吉野の山々を眺められました。風の音はしていたものの露天風呂に吹き込むことはなく、雨もうまく避けられていてのんびりとお湯を堪能しました。
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吉水神社のすぐ近くに東南院はあります。金峯山修験本宗の別格本山で、現在は宿坊も営まれています。多宝塔を見て桜の時期にここに来たことを思い出しました。そのときは塔の脇の枝垂桜が見事でした。多宝塔は昭和12年(1937)に移築されたもので、もとは和歌山県の野上八幡宮にありました。
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吉野には桜時に来たことがあります。そのときは上千本からハイキング道を通って下まで降りてきました。下千本の桜が満開でそのあたりは大変な賑わいでした。しかし、今は人通りもまばらで平日のせいもあり店はほとんど閉まっていました。
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