優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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額の花
額の花はガクアジサイのことです。中心の小さな花の周りを大きな花が額縁のように取り囲んでいます。古くから日本に自生しており、この花をもとに現在のアジサイが作出されました。

シーボルトによって海外に紹介され多くの園芸品種が生まれ、それらが逆輸入の形で戻ってきたものもあります。6月〜7月上旬の梅雨の時期が見頃で、好古園でもあちこちで見られました。
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額の花
コーヒーを飲みたいと言ったら、本館の喫茶室を案内されました。別館の藤花楼とは短い廊下でつながっています。喫茶室は大ぶりの書斎という雰囲気で、書籍がいろいろ置いてあります。窓からは芹川の流れが見えます。

バルコニーにもテーブルがありますが、額紫陽花やベゴニア、カーネーションの鉢植えが並ぶ窓際に座りました。女将みずから豆を挽いてコーヒーを淹れてくださいました。
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額の花
アジサイはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、一般には手毬状に花のついたものを意味します。これは狭義にはホンアジサイといわれ、原種は日本に自生するガクアジサイで、ここからの品種改良によって生まれました。

花(萼)の色が変わりやすいことから「七変化」とも呼ばれます。色の変化にかかわるのはアントシアニンの一種によるもので、ここに補助色素とアルミニウムイオンが関係することによって色が変わります。

土壌の酸性度によって色が変化し、「酸性なら青、アルカリ性なら赤になる」と言われるのは、酸性ならばアルミニウムイオンが土壌に溶け出しやすく、根から吸収されてアントシアニンと結合して青色になりやすいからです。
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額の花
正午近くなってしだいに本格的な降りになってきました。猪篠あじさいの里で植えられているのは最もオーソドックスなアジサイがほとんどでしたが、カシワバアジサイやガクアジサイもちらほらありました。
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額の花
ガクアジサイのことを「額の花」と言います。アジサイの原種で、枝先につく大きな花序の中心部に小さな両性花が咲き、そのまわりを大型の装飾花が取り巻く様子を額縁に見立ててこう呼ばれています。

アジサイは日本原産の花で、房総半島、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島に自生しています。梅雨の時期を代表する花であり、水のイメージと強く結びついて晴れの日よりも雨天の方が生き生きとして見える花です。
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額の花
花をモチーフにした歌は数多くあります。日本なら圧倒的に桜でしょう。ひまわりもよく歌われます。童謡ならチューリップでしょうか。

しかし、紫陽花が歌われている歌というのは即座に浮かんできません。検索したらいくつか出てきましたが、誰もが知っている有名曲ではありませんでした。
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額の花
最近よく目にする八重の装飾花を持つ「ダンスパーティー」というガクアジサイも咲いていました。この花は日本のガクアジサイとアメリカの園芸品種をかけあわせ、1994年頃に静岡県の加茂花菖蒲園で作出されました。

花序をとりまく装飾花がダンスパーティーで踊る女性のドレスを思わせます。花の色は土壌の酸性度によって異なり、アルカリであればピンクに、酸性であれば淡いブルーまたは淡い紫になります。
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