優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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卒業式後の食事会で、あるクラスの代表が挨拶に言ったひとこと「全員がいっしょに集まるのは今日が最後になると思いますが」という言葉が印象に残りました。自分の体験を振り返っても、卒業式の後、クラス全員が集まることは二度とありませんでした。

同窓会があったとしても全員が集合することはありません。考えてみれば、クラスだけでなく、家族であってもともに過ごす日々がずっと続くわけではありません。ありふれた毎日が実は二度と戻ってこない日であることをなかなか実感できないものです。
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増位山の山頂からは播磨灘の中に浮かぶ男鹿島、家島が見えます。日差しが傾き始め、海面に反射して光っています。増位山は標高259.0mの低山ですが、山頂からの見晴らしは素晴らしく、空気が澄んでいれば四国まで見えることもあります。
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しばらく歩くと大蔵海岸に着きました。この辺りは古くから白砂清松の地として知られていました。しかし、高度経済成長時代に海岸は埋め立てられ、波打ち際は消波ブロックに覆われて見る影も無い姿になっていました。

明石海峡大橋が開通し、大橋を眺める絶好のポイントであることから大蔵海岸公園として砂浜が再生され、1998年にオープンしています。砂浜、海水浴場、こども広場、バーベキュー施設などがあります。砂浜の一画ではビーチサッカーをしていました。
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