2019年10月31日 身に入みて首里城焼失を聞けり ◆身に入む 首里城の正殿、北殿、南殿を含む七施設が全焼したとのニュースをお昼過ぎにききました。今年の6月11日に訪れていたので記憶も新しく、衝撃を受けました。復元された施設とはいえ、全体が漆工芸といわれるほどの見事な建物で、夏の日差しを受けて輝いていた屋根の龍を思い出します。 ノートルダム大聖堂の火災が半年前。崩れ落ちる尖塔に心を痛めましたが、炎に包まれている首里城もあれに匹敵するショッキングな映像でした。沖縄戦の戦火で焼失し、ようやく復元がかなったのが1992年。それからわずか30年足らずで焼失の憂き目にあうとは。気の毒でなりません。 タグ :#首里城焼失