優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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鹿の声
10月8日は二十四節気の寒露でした。秋は晩秋に入っています。残暑が長引いたので、いつ秋らしくなるのかと思っているうちに、すでに終わりのほうが近くなっています。

夜が長くなったと感じるのもこのころからです。静かな夜の闇の中に鹿の鳴く声が響きます。農作物や森林を荒らす害獣として鹿は問題になっていますが、この声の哀切な響きは日本の秋の象徴でもあります。
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鹿の声
眠りにつくころは強風がうなりをあげていました。その中から鹿の声が聞こえてきました。日曜の朝も北風は強い傾向です。冬が近づいてきたと感じます。

今週の水曜日10月23日は二十四節気の霜降です。秋の最後の節気で、さすがに姫路近郊ではまだ霜は降りませんが、北国ではそういうところもあるでしょう。
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