優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:黍田富士

師走
山陽新幹線のすぐ北を山陽本線が走っています。貨物列車が何度か通るのを見ました。客車より多いかもしれません。このあたりも播磨によくみられる低い丸い山が連なり、その間に田畑が広がっています。
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十二月
黍田富士の頂には「幸せの鐘」があります。登山道の途中にもいくつか小さな鐘が据え付けられていました。ここの鐘は教会の鐘などと同じ車輪付きのスイングベルで、紐を引くと驚くほど大きな音で鳴りました。町中に幸せが鳴り響くように…。いい名称ですね。
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展望台からは北に広がるたつの市街を眺めることができます。すぐ下を山陽新幹線が走っており、昼食を摂っている間にも何本もの新幹線が走り抜けて行きました。その北にJR竜野駅があり、東を揖保川が流れています。

たつの市は平成の大合併以前は龍野市との表記でした。しかし、JRの駅名も典型であるように、龍野と竜野というふたつの表記が混在していました。合併を契機にたつの市とのひらがな名称になりましたが、龍の字が消えたのを残念に思う人は多かったと思います。
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冬晴
黍田富士へはいったん下り、登り返すようになっていました。尾根上の道が白く輝き、そこを下ってくる人の姿が見えました。道は明瞭でよく登られているのがわかります。山頂は意外に広く、斜面に突き出す形で展望台が設けられています。そこに座って昼食にしました。
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