優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:J.C.バッハ

半夏雨
今日は雨です。J.C.バッハのキーボード協奏曲を聴きながらこれを書いています。J.C.バッハは大バッハの末息子、モーツァルトがファンだったと紹介にはだいたい書いてあります。軽やかで明るい曲がほとんどで、私も大好きです。

以前からものはできるだけ少ない方がいいと考え整理してきました。抗magニューロパチーになりさらにその思いを強くしています。いつ何時何がどうなるかわかりません。

今のところ、筋力は保たれているので動作に不自由はありませんが、患者会の同じ病気の方の中には筋力が落ちて以前のようには歩けないという方が何人もいらっしゃいます。稀な病気だけに先の予測がつきません。
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天清和
旧暦四月の時候を清和といいます。昨日は旧暦4月3日、心地よい快晴でした。

18世紀から19世紀前半の頃のピアノをフォルテピアノといいます。古典派の頃はこのピアノを使っていました。現代ピアノはモダンピアノといい、19世紀半ば以降のものです。

J.C.バッハの鍵盤協奏曲をアンソニー・ハルステッド指揮のハノーバー・バンドで聴きました。ハルステッドはフォルテピアノも弾いており、その軽やかな音に驚きました。99年発売のもので、CDジャケットにはMagda Hammerlingの抽象画が使用されています。
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春空
最近、J.S.バッハの末息子であるJ.C.バッハをよく聴いています。J.S.バッハは二人の妻との間に11男9女の20人の子どもをもうけました。このうち成人したのは半数の10人で、有名なのは次男のC.P.E.バッハ(1714-1788)と11男のJ.C.バッハ(1735-1782)です。

J.C.はJ.ハイドンの3歳年下でほぼ同世代です。YouTubeのJ.C.のピアノ協奏曲のコメント欄に「彼の音楽はポップスだ(いい意味で)」と書かれていました。その音楽は華やかで軽快で明るい響きを持っています。モーツァルトはJ.C.を尊敬しその影響を受けています。

彼はロンドンに渡って大成功したため「ロンドンのバッハ」と言われます。この肖像画はトマス・ゲインズバラによって描かれています。
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